今回は描き方の基本講座ということで子供の顔の描き方を
ご説明したいと思います。

この記事を見る前に、以前の記事「顔の描き方」を見て頂いたほうがより
スムーズにご理解いただけるかと思います!

【すぐ顔が描けるようになる!】顔の描き方の抑えるべきコツ、ポイントとは!

大人の顔の描き方をベースに、子供がそれと「どう違うのか」
を覚えるのが近道だと思います。
なぜなら、大人であろうと子供であろうと同じ人間なので
パーツの形自体はだいたい一緒だからです。
大きさやバランスだけで、大人にみえるか子供に見えるかが
変わわるポイントがあるということです。

これらは当然「童顔」や「老け顔」なんてものの
描き分けにもつながるということですね。

大人と子供の顔の大きな違いのポイント2つ!

今回大きなポイントとして2つあげたいと思います。
まず第一に「目からアゴの距離
二つ目に「目と鼻の距離
です!

ポイント1 目からアゴの距離!

子供の描き方ポイント1

大人に比べ子供はアゴが発達していないために、アゴが小さいといわれてます。
そのため目からアゴの距離が小さくなる傾向にあります。

つまり顔全体のバランスをみたとき頭の上半分が大きくなります。
よく子供の描き方で「頭を大きく」「おでこを広く」というヒントを見かけるのは
そのためです。

あご(顎関節)が輪郭を描く上で大事な要素になるので「アゴが小さい」と覚えるのが
より描きやすいポイントになるのではないかと思います。

ポイント2 目と鼻の距離!

子供の描き方ポイント2

先述したようにアゴが短いということは顔の下半分が小さいため
目鼻口のバランスが大人のものとは変わってきます。

下半分が小さいということは、当然大人と比べて目と鼻の距離が大人よりも
短いという印象になります。

目と鼻の距離を短くしてあげることが子供らしい顔のポイントだといえます。

また、子供は大人になるまで成長し続けるので(当たり前ですね。。)、大人のような平均顔が出しずらく
「何:何」などの比率でお伝えするのがちょっと困難だったりします。

ただ、無理やり平均顔のようにお伝えするならば
図のようにアタリに対して上下真ん中に目をかく大人とちがい
真ん中の線よりも「下」に眉毛含めたすべてが入るくらいの
バランスで描くといいかもしれません。

子供のバランスを覚えるとキャラが増える!?

子供と大人の違いマンガ例

子供顔のバランスと言うのは、子供キャラを描くためだけでなく
いろいろなキャラクターを描くための役に立ちます。

マンガ家さんがキャラクターを考案する際に
より「かわいく」「愛嬌がよく」キャラクターをデフォルメしていくと
どうしても「子供寄り」の顔バランスになることが多いと言えます。(多分)

子供がかわいくみえるのは人間の遺伝子に組み込まれていることですので!
当然な気がします。

例えば、
ワンピースの「ルフィ」は青年であり童顔の代表かと思います。
作品中にはルフィ幼少期なども出てきますが、「さらに幼く」なるように表現がされていますね!

また、いわゆる萌えキャラなどの女性キャラは、可愛さを求めるため幼くなる傾向にあります。

動画では、基礎に加え、名探偵コナンの大人・子供の描き方の違いなどに
落とし込んでこの辺をご説明しております。

描きたいキャラが、大人顔か子供顔か!

逆によりリアルのバランスに近づけることで「かっこよさ」を表現するパターンもありますね。
ワンピースでいくとゾロやサンジは、ルフィーよりも「リアル寄り」の比率で表現されてます。
また、ナルトやスラムダンクなどは作品を通して、リアル寄りの比率のキャラが多いと言えます。

普通の大人のバランスを基盤に、子供顔を書けるようになれば
描けるキャラクターがぐっと増えるというわけですね!

みなさんも今後、好きなキャラクターを模写をする際などに、
子供顔か大人顔なのかを意識して
この記事でご説明したポイントを思い出すと
より描きやすいと思いますので
ご活用いただければ幸いです。

youtubeで描き方動画を随時更新中!

youtubeのブクマチャンネルではyoutubeで描き方動画を随時更新しております。チャンネル登録いただくと最新動画がアップされた際に通知が行きますので便利です。是非ご利用ください!

ブクマチャンネルはこちら!